放射線科
放射線科のご紹介
梶川病院の放射線科は放射線診断を主としています。X線写真、CT、MRI、消化管造影検査、血管造影検査、X線骨密度測定、その他、種々の造影検査など様々な手段を駆使して、得られた画像から病気を見つけます。
平成22年からPACS(デジタル画像保存配信システム)を導入し、安全かつ正確な画像保存、画像配信にてスムーズなモニター診断を行っております。
スタッフ構成
人数
4名
所有資格
- 診療放射線技師 4名
- 放射線管理士 2名
- 放射線機器管理士 2名
- 検診マンモグラフィ撮影認定(A判定) 1名
- X線CT認定技師 2名
- 医用画像情報専門技師 1名
- 医療情報技師 1名
- 医用画像情報精度管理士 1名
業務内容
X線一般撮影装置
X線一般撮影装置
胸部撮影、腹部撮影、腰や膝などの整形外科領域など、一般的なX線撮影を行います。
最近ではデジタル方式を用いて、従来のアナログ方式では現すことができなかった情報も得られるようになってきました。
MRI
X線を使うことなく、体内の状態を画像として写し出す装置(MRI)を使って、強い磁石と電波を使い身体の断面像を正確に作成します。病気の診断にたいへん役に立ちます。
当院のオープン型MRIは、一般的なトンネル型に比べ、静かで体位の自由度が高く開放感があるので、狭いところが苦手な方でも検査を受けやすくなっています。
MRIの長所
- 放射線による被曝を受けない
- あらゆる角度の断面が得られる
- 軟部組織を正確に写し出す など
MRIの短所
- 撮影時間が長い(検査は通常30~40分程度)
- 体内に金属がある(心臓ペースメーカーなど)方は検査できない など
オープン型MRI装置
CT
マルチスライスCT装置
いろいろな疾患のスクリーニングや精査目的の検査として良く知られている、X線CTで検査を行います。
短時間でほとんど苦痛なく検査でき、多くの情報を得ることができることから、超音波検査と並び最もよく用いられる画像検査です。
X線透視
リアルタイムのX線画像を見ながら撮影する検査を行います。
人間ドックなどでおなじみの胃X線透視撮影や、大腸X線透視検査、嚥下造影検査、脊髄造影検査、血管造影検査など幅広い検査に使用されるほか、内視鏡や超音波等を併用し、より詳しい検査を行うこともあります。
一FPD型X線透視撮影装置
スタッフからのメッセージ
・診療放射線技師4名に聞きました
1.年齢性別関係なく和気あいあいと楽しく仕事が出来る。
2.外科、内科だけでなく整形外科、泌尿器科、放射線科、循環器科など幅広い分野の診断に携わることができる。
3.X線CTをはじめMRI、X線撮影(CR)、X線透視台(FPD)、DEXA装置、外科用イメージ、ポータブル装置など様々なモダリティーを扱える。
4.看護師をはじめ臨床検査技師、言語聴覚士、薬剤師など他部署との連携を図り、チーム医療に貢献できる。
5.各科医師とも連携、意見交換し、読影補助も行っている。
6.技師同士助け合い、休暇が取りやすい。
7.各種資格の取得、学会や研修会への参加も積極的。